節約できるもの
次に節約の対象になるのは、タバコ。そりゃ、タバコが高いってのは分かっています。しかし、やめられないものはしょうがない。前回の大幅値上げの時に、節約のためだ!と思いきって、禁煙にチャレンジしたのの、イライラするし、結局はストレスがたまるばかりでした。そのトラウマもあって、そこに触れるのは怖かったのですが、毎月の出費の中で、結構な額を占めているので、なんとかしたいという気持ちも大きい。どうしようかとネットを見ていると、なんと電子タバコなるものを見つけました。動画共有サイトに、実際に吸っている映像が載っているのも発見。禁煙グッズのようなものを考えていたのですが、動画では、ちゃんと煙が出ています。「どうなっているんだろうか?」と、さらに検索してみると、それは、煙ではなく、水蒸気が出ているのだと分かりました。その水蒸気には、タールもニコチンも入っていないので、副流煙の問題もないとのこと。値段はピンからきりまであって、一番安いだと三千円弱で、タバコ9箱分吸えるカートリッジが入っているとと書いてありました。それを読んで、即購入。そのときの気持ちは、節約というより、どんなものか試したいという好奇心が強かったことをおぼえています。
注文したものが届き、早速試してみると、なるほど、実際のタバコとまったく同じとは言えませんが、何もしないで我慢するより気分的に楽です。そうなると人に言いたくなるのが性分なもので、営業先で「こんなん買ったんですよと」取り出してみると、相手も興味深々で食いついてきました。
それからは、新しい電子タバコを試してみるのが趣味となり、秋葉原や量販店で手頃なものを見つけては試して、お客との話題に花を咲かせました。
結果的に、少しずつではありますが、それなりの節約になり、しかも営業先での話の種になるので一石二鳥。それが快感となって、日頃のジュースもコンビニよりあそこの自販機の方が安いとか、おやつのスナックはこっちの店の方がお得など、ほんのちょっと節約することが楽しみになりました。
ちょうどその頃、ツイッターを始めて、同僚たちと情報共有することで、さらなるお得情報を探してやろうとアンテナを張るようになったのです。こういう話題は、女性にも受けが良い様で、今までそれほど親しくなかった後輩や、お局さまとも気軽の話せる関係になったり、節約というより、新しい趣味のようになったのです。
節約のために、嗜好品をガマンするのは一番効果的ですが、できないガマンは長続きしません。0にしようとして、失敗するよりは、できるだけガマンしないで小さく抑えることを楽しみにできれば、苦労をすることはないのだなと、目からウロコの経験でした。